給料だけで生きていくのは、正直ちょっと怖い。
いきなり暗い話から始めてしまうのですが、会社員をやっていると、どこかで一度くらいは感じることなんじゃないかと思います。
毎月、給料は入ってくる。
これは本当にありがたいです。
ただ、その一方で、ふと思うことがあります。
「この給料が止まったら、どうなるんだろう」
「会社に行き続けないと生活できない状態って、けっこう怖くないか」
「毎月働いて、毎月使って、また次の給料を待つ。この流れって、いつまで続くんだろう」
もちろん、今すぐ会社を辞めたいとか、投資で一発逆転したいとか、そういう話ではありません。
ただ、給料一本だけに人生を預けている感じが、なんとなく落ち着かないんですよね。
そこで今回、ひとつ小さな実験を始めてみようと思います。
それが、
月3万円で、日本の高配当株を少しずつ買っていく
というものです。
狙うのは爆益ではありません。
一発逆転でもありません。
短期で資産を2倍にするような話でもありません。
そんな才能があったら、たぶん今ごろこの記事を書かずに南国でマンゴーでも食べています。
もっと地味で、もっと現実的な話です。
給料以外の、小さな収入源を少しずつ作っていけたらいいなと思っています。
なぜ会社員が高配当株を始めてみようと思ったのか
会社員にとって、給料はかなり大きい存在です。
毎月決まった日にお金が入ってくる。
これは本当に強いです。
自営業やフリーランスだと、売上がある月もあれば、ない月もあると思います。
その点、会社員の給料は安定感があります。
ただ、その安定感に慣れすぎると、逆に怖くなることもあります。
収入源が会社だけになるからです。
会社に行けなくなったらどうするのか。
体調を崩したらどうするのか。
転職で年収が下がったらどうするのか。
会社の業績が悪くなったらどうするのか。
部署異動でメンタルを削られたらどうするのか。
こういうことを考え出すと、なかなかしんどいです。
しかも、家族がいたり、住宅ローンがあったり、子どもの教育費が見えてきたりすると、給料だけに頼る怖さはさらに増す気がします。
もちろん、副業も大事だと思っています。
自分で稼ぐ力をつけることも大事です。
ただ、毎日仕事をして、家のことをして、育児もして、そのうえで副業も全力でやる。
正直、そんなに体力が残っていない日もあります。
「今日も副業やらなきゃ」と思っても、眠すぎて無理な日があります。
パソコンを開いた瞬間に、魂だけ先に退勤している日もあります。
そういう日でも、資産は持っていれば働いてくれる可能性があります。
配当金は、自分が寝ていても、会社にいても、育児でバタバタしていても、条件を満たせば入ってきます。
もちろん、配当金にもリスクはあります。
減配もありますし、株価が下がることもあります。
絶対ではありません。
ただ、給料以外の収入源を少しずつ作るという意味では、高配当株は会社員と相性が悪くないんじゃないかと思っています。
だからまずは、月3万円から始めてみようと思います。
いきなり大金は入れません。
家計を壊すほどやりません。
生活を圧迫するほどやりません。
それをやり始めたら、もはや投資ではなく家庭内事故です。
あくまで、毎月の給料から無理のない範囲で、少しずつ配当を生む資産を買っていく。
そんな実験を、このブログで記録していけたらと思っています。
月3万円でどれくらい配当金がもらえるのか
まず、かなり現実的な話をします。
月3万円を投資すると、1年間で36万円になります。
では、その36万円を高配当株に投資した場合、どれくらい配当金がもらえるのか。
仮に、配当利回り4%で考えてみます。
36万円 × 4% = 14,400円
つまり、税引前で年間14,400円くらいです。
特定口座で税金が引かれる場合、ざっくり税引後は11,000円台くらいになると思います。
月にすると、だいたい1,000円弱。
はい。
正直、めちゃくちゃ地味です。
月3万円を1年間積み立てても、月1,000円くらいの配当。
これを見て、
「少なっ」
と思う人もいると思います。
自分も思います。
月1,000円。
ランチ1回分。
カフェなら2回分くらい。
最近の物価だと、少し調子に乗ったら一瞬で消える金額です。
ただ、ここで大事なのは、金額の大きさだけではない気がしています。
何もしなければ0円だったものが、毎年入ってくる可能性のある収入に変わること。
ここに意味があるんじゃないかと思っています。
1年目は年間1万円。
3年続ければ、投資元本は108万円。
5年続ければ、180万円。
10年続ければ、360万円。
もちろん、株価は上下します。
配当も変わります。
計算通りにはいかないと思います。
むしろ計算通りにいかないのが人生です。
予定表だけはいつも美しい。現実はだいたい散らかっています。
でも、何もしない場合と比べると、少しずつ差は出てくるはずです。
毎月3万円をなんとなく使って終わるのか。
それとも、少しずつ配当を生む資産に変えていくのか。
ここには、けっこう大きな違いがあるんじゃないかと思っています。
自分の場合、別に贅沢がしたいわけではありません。
ただ、給料以外に毎月数千円でも、1万円でも、入ってくる仕組みがあると、少し呼吸がしやすくなる気がしています。
たぶん、配当金そのものよりも、
「会社以外からもお金が入る」
という感覚が大きいのだと思います。
この感覚を、少しずつ育てていけたらと思っています。
まずは自分なりのルールを決めておこうと思います
今回の実験では、最初にルールを決めておこうと思います。
ルールがないと、たぶん感情で動いてしまうからです。
株価が下がると不安になる。
株価が上がると欲しくなる。
SNSで話題になると買いたくなる。
YouTubeで誰かが紹介していると、なぜか自分も乗り遅れた気持ちになる。
人間、だいたいそんなものだと思います。
なので、まずは自分なりにルールを置いておきます。
・毎月3万円を目安に投資する
・日本株の高配当株を中心にする
・S株、ミニ株を使って少額で分散する
・できるだけNISA枠を優先する
・短期売買ではなく、配当を育てる目的で買う
・銘柄推奨ではなく、自分の判断記録として書く
・PER、PBR、配当利回り、配当性向を見る
・営業キャッシュフローも確認する
・減配リスクを重視する
・高配当という理由だけでは買わない
特に大事にしたいのは、
高配当だから買う、ではなく、配当を続けられそうかを見る
ということです。
配当利回りが高い銘柄を見ると、つい欲しくなります。
利回り5%。
利回り6%。
場合によっては7%以上。
数字だけ見ると、かなり魅力的に見えます。
もう、数字がこっちに手招きしてきます。
「おいでよ、高配当の森」みたいな顔をしてきます。
でも、高配当株で一番怖いのは減配だと思っています。
高い配当利回りに惹かれて買った。
でも業績が悪化した。
配当が減った。
株価も下がった。
これはかなりきついです。
配当も減る。
評価額も減る。
気持ちも減る。
三段攻撃です。
できればやめていただきたい。
だから、このブログでは「利回りが高いから買う」という見方だけはしないようにしたいと思っています。
配当が続きそうか。
無理して配当を出していないか。
利益は出ているか。
現金は稼げているか。
財務は重すぎないか。
そういうところを見ながら、少しずつ買っていけたらと思っています。
経理マン目線で見ていきたいポイント
この高配当株シリーズでは、できるだけ経理目線を入れていきたいと思っています。
投資のプロではありません。
相場の未来も読めません。
短期の株価も読めません。
明日の株価も読めないし、明日の自分の機嫌すら怪しいです。
ただ、経理として数字を見ることには多少慣れています。
だから、株価が上がるか下がるかを当てるというより、
その会社が無理なく配当を出せそうか
を見ていけたらと思っています。
具体的には、こんなところです。
・利益はちゃんと出ているか
・売上は伸びているか
・一時的な利益ではないか
・営業キャッシュフローは安定しているか
・配当性向は高すぎないか
・借金が重すぎないか
・過去に減配していないか
・景気に左右されすぎる事業ではないか
特に営業キャッシュフローは見ておきたいです。
会計上の利益が出ていても、現金が入っていない会社は少し怖いからです。
配当は現金で払うものです。
利益は出ているように見える。
でも現金が残っていない。
それなのに配当を出している。
こういう状態だと、いつか無理が出る可能性があります。
あとは配当性向です。
配当性向が高すぎる会社は、利益のかなり多くを配当に回しているということになります。
もちろん、業種によって適正な水準は違います。
一概に何%ならダメとは言えないと思います。
でも、配当性向が高すぎる状態が続いているなら、
「この配当、無理してないか?」
とは考えたいです。
あと、PERも見ます。
ただし、PERが低いから即買いとは思っていません。
むしろ、
低PERは“割安の証拠”ではなく、“疑う入口”
くらいに考えています。
なぜPERが低いのか。
市場から成長しないと思われているのか。
一時的に利益が増えているだけなのか。
業績悪化を織り込まれているのか。
単純に見落とされているのか。
そこを考えたいです。
低PER、高配当、PBR1倍割れ。
この3つがそろうと、かなりおいしそうに見えます。
でも、おいしそうに見えるものほど、一回疑ったほうがいい気がしています。
スーパーで半額シールが貼られている刺身を見たときと同じです。
嬉しい。
でも、ちゃんと状態は見たい。
株もたぶん同じです。
この実験で記録していきたいこと
このブログでは、できるだけリアルに記録していけたらと思っています。
きれいな成功談だけを書くつもりはありません。
というか、そんなに綺麗に成功できる自信がありません。
なので、会社員が月3万円で高配当株を買っていくと、実際どうなるのかを淡々と残していきたいです。
記録していく予定なのは、こういう内容です。
・毎月買った銘柄
・いくら買ったか
・買った理由
・買わなかった理由
・年間配当予定額
・税引後の配当見込み
・含み益、含み損
・失敗した判断
・買ってから気づいたこと
・高配当株の管理方法
・配当給料シミュレーターやチェックツールの作成過程
特に、買わなかった理由も残したいと思っています。
投資では、買った銘柄ばかり注目されがちです。
でも、実際には「買わない判断」もかなり大事なんじゃないかと思います。
利回りが高いけど、配当性向が高すぎるから見送り。
PERは低いけど、業績が落ちているから見送り。
PBRは低いけど、事業の先行きが不安だから見送り。
人気だけど、今は高値圏に見えるから見送り。
こういう判断を記録しておくと、あとで自分の考え方が見えるはずです。
「あのとき買わなくてよかった」
もあると思いますし、
「あのときビビらず買えばよかった」
もあると思います。
どっちも記録していきたいです。
投資ブログは、どうしても勝っている人が強そうに見えます。
でも実際は、みんな迷っていると思います。
買う前に不安になる。
買ったあとに下がって不安になる。
上がったら上がったで、もっと買っておけばよかったと思う。
下がったら下がったで、やっぱり自分にはセンスがないと思う。
たぶん、普通はそんなものです。
このブログでは、そういう揺れも含めて残していけたらと思っています。
最終的には「配当給料」を少しずつ作っていきたい
今回のテーマは、配当金でいきなり人生を変えることではありません。
いきなり月5万円の配当を作る。
年間100万円の配当をもらう。
配当金生活をする。
そういう大きな目標は、今の段階ではまだかなり遠いです。
もちろん、いつかはそうなったら嬉しいです。
ただ、最初からそこを見すぎると、現実との差でしんどくなる気がしています。
なので、まずは小さく始めます。
最初の目標は、年間配当1万円。
次に、年間配当3万円。
その次に、年間配当10万円。
地味ですが、まずはここからでいいと思っています。
年間配当1万円なら、月に約800円。
年間配当3万円なら、月に約2,500円。
年間配当10万円なら、月に約8,300円。
これくらいになってくると、少し感覚が変わる気がします。
スマホ代の一部になる。
サブスク代になる。
子どものおやつ代になる。
たまのランチ代になる。
家計の小さな余白になる。
大きな自由ではありません。
でも、小さな自由にはなると思います。
自分は、この小さな自由を少しずつ増やしていきたいです。
会社員として働きながら、給料をもらう。
その給料の一部で資産を買う。
資産から配当が入る。
その配当をまた資産に回す。
これを続けていけたらと思っています。
地味です。
かなり地味です。
でも、たぶんこの地味な行動が、数年後に効いてくるんじゃないかと思っています。
派手なことは続きません。
気合いも続きません。
やる気も続きません。
自分のやる気は、だいたいスマホの充電より先に切れます。
でも、毎月3万円を淡々と積み上げる仕組みなら、続けられる可能性があります。
そして、その過程をブログに残していけば、自分の投資記録にもなりますし、同じように給料以外の収入を作りたい会社員の参考にもなるかもしれません。
それができたら、かなりいいなと思っています。
このブログでは「自分はこう考えた」を記録していきます
念のため、ここは書いておきます。
このブログで書く内容は、特定の銘柄を買うことをすすめるものではありません。
あくまで、自分がどう考えて、どう判断して、どう買ったかの記録です。
投資にはリスクがあります。
株価は下がることもあります。
配当が減ることもあります。
会社の業績が悪くなることもあります。
なので、最終的な投資判断は自分で行う必要があります。
このブログでやりたいのは、
「これを買えば儲かる」
ではありません。
そんなことが言えるなら、自分が一番先に全力で買っています。
そしてたぶん、静かに黙っています。
そうではなく、
「会社員が高配当株を少しずつ買っていくと、実際どうなるのか」
をリアルに残すことです。
失敗もあると思います。
含み損も出ると思います。
判断ミスもすると思います。
というか、たぶん普通にします。
でも、それも含めて記録していきたいです。
むしろ、失敗したときのほうが学びは多い気がしています。
買った理由が甘かったのか。
決算をちゃんと見ていなかったのか。
高配当という言葉に釣られたのか。
株価の安さだけを見ていたのか。
減配リスクを軽く見ていたのか。
そういう反省も残していきます。
投資は、たぶん「正解を当てるゲーム」ではなくて、
「自分の失敗パターンを減らすゲーム」でもあると思います。
自分は特に、感情で動くとろくなことがないタイプだと自覚しています。
なので、ルールを作って、記録して、振り返る。
このブログは、そのための場所にもしていけたらと思っています。
今後はツールも作っていけたらと思っています
この高配当株の実験では、買った銘柄を記録するだけでなく、管理ツールも作っていけたらと思っています。
たとえば、
・月3万円を積み立てたら将来の配当がいくらになるか
・税引前と税引後でどれくらい違うか
・年間配当予定額がいくら増えたか
・月別にどれくらい配当が入る予定か
・配当性向や営業キャッシュフローを見て危険度を確認できるか
こういうものを、できるだけ見やすくしたいです。
最初は簡単なシミュレーターからでいいと思っています。
毎月の投資額を入れる。
想定利回りを入れる。
何年続けるかを入れる。
そうすると、将来の年間配当や月換算の配当が見える。
こういうツールがあるだけでも、けっこう感覚が変わると思います。
投資は、数字が見えないと続けにくいです。
「なんとなく買っている」だと、途中で飽きます。
「本当に増えているのか?」と不安になります。
「これ意味あるのか?」と思います。
でも、年間配当予定額が少しずつ増えていくのが見えると、続ける理由になる気がします。
たとえば、
先月の年間配当予定額は300円。
今月は700円。
来月は1,100円。
金額は小さいです。
でも、増えています。
この「増えている感覚」が大事なんじゃないかと思っています。
ゲームでいう経験値みたいなものです。
レベルアップまでは遠いけど、経験値バーが少しずつ伸びていると続けられる。
高配当株も、たぶんそれに近い気がします。
配当給料という経験値バーを、少しずつ伸ばしていく。
そんな感覚でやっていけたらと思っています。
まとめ:まずは月3万円で、小さな第2給与を作ってみようと思います
高配当株投資は、すぐに人生を変える魔法ではありません。
月3万円を1年間続けても、配当金は年間1万円前後かもしれません。
正直、かなり地味です。
でも、何もしなければ0円です。
月3万円をなんとなく使って終われば、1年後には何も残らないかもしれません。
でも、毎月少しずつ高配当株を買っていけば、1年後には配当を生む資産が残っている可能性があります。
この差は、意外と大きいんじゃないかと思っています。
会社員として働きながら、給料以外の小さな収入源を作る。
それが今回の実験の目的です。
一発逆転ではなく、
爆益でもなく、
派手な投資でもなく、
ただ毎月3万円を積み上げる。
その結果、1年後にどうなっているのか。
3年後にどうなっているのか。
5年後にどうなっているのか。
それを、このブログで記録していけたらと思っています。
給料だけに人生を預けない。
でも、会社員を否定するわけでもない。
会社員として働きながら、少しずつ自分の自由を増やしていく。
そのための第一歩として、月3万円の高配当株投資を始めてみようと思います。
まずは小さく。
年間配当1万円から。
地味だけど、ここからでいい気がしています。


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