ChatGPT、Claude、Canva、freee、Notion、Slack、Zoom。
便利なSaaSやAIツールは、必要になった瞬間にすぐ契約できます。小規模企業ほど意思決定が速いので、「まず試してみよう」で導入できるのは大きな強みです。
ただ、契約が増えてくると別の問題が出てきます。
- 誰が契約したのか分からない
- 月額か年額か覚えていない
- 更新日・解約期限が見えていない
- 似た用途のツールが複数ある
- 今も本当に使っているか分からない
1つずつは数千円でも、積み上がると年間ではかなりの支出になります。この記事では、SaaS・AIツールが増えてきた会社が、最初に確認したい5項目を整理します。
1. まず「何を契約しているか」を一覧にする
最初に必要なのは、完璧な管理システムではなく契約一覧です。クレジットカード明細、銀行明細、請求書、メールなどから、継続課金しているサービス名を並べます。
ここで重要なのは、SaaSだけでなくAIツールも含めることです。生成AIは個人判断で導入されやすく、法人契約と個人契約が混ざりやすいからです。
2. 月額・年額と年間支出を見えるようにする
月額980円、2,000円、5,000円だと小さく見えます。ただ、契約数が増えると年間支出は想像より大きくなります。
サービスごとに月額・年額を揃えて、「この契約は1年間でいくら使うのか」を見えるようにすると判断しやすくなります。
3. 更新日と解約期限を確認する
契約を見直そうと思った時に困るのが更新日です。特に年額契約や自動更新では、「来月考えよう」と思っている間に更新されることがあります。
最低限、更新日と解約期限だけは一覧にしておくと、見直す順番を決めやすくなります。
4. 誰が使っているか・誰が管理しているかを見る
小規模企業では、契約者と利用者と管理者が別になっていることがあります。
- 代表がカードで契約した
- 現場メンバーが使っている
- 管理画面の権限は退職した担当者のまま
この状態は費用の問題だけでなく、運用やセキュリティ上の確認ポイントにもなります。「誰が使う」「誰が管理する」をサービスごとに整理しておくと安心です。
5. 「残す・確認する・見直す候補」に分ける
一覧を作ったら、全部を細かく分析する必要はありません。まず3つに分けます。
- 残す:利用目的が明確で、日常的に使っている
- 確認する:利用状況、契約者、更新日などが不明
- 見直す候補:低利用、用途重複、所有者不明、更新間近
この分類だけでも、何から確認すればいいかがかなり見えます。いきなり全部を解約するのではなく、「確認が必要な契約」を先に見つけるのが現実的です。
SaaS・AI契約は、増える前提で管理した方がラク
今後、SaaSやAIツールはさらに増えていくと思います。だから「増やさない」より、「増えても把握できる状態」を作る方が現実的です。
契約一覧、年間支出、更新日、利用者、見直し候補。この5つが見えていれば、毎回ゼロから調べ直す必要がありません。
契約が散らかっていて、自分で整理する時間がない方へ
AI経理ラボでは、小規模企業向けに「SaaS・AI契約の整理・見直しサービス」を公開しています。契約費・更新日・契約者・利用状況を整理して、次に確認する順番を見えるようにするサービスです。


