導入
freeeを入れれば経理がラクになる。そう思ってる人はかなり多いと思います。
実際、会計ソフトを入れると一歩前進した感じはあります。ちょっと安心感も出ます。なんなら、もう半分終わった気にもなります。
でも現実は、そこから止まることも多いです。
freeeは入れた。口座も連携した。なのに経理は別にラクになってない。むしろ、気になる画面がひとつ増えただけみたいな状態になることもあります。あれ、地味にしんどいです。
一人社長は、営業も仕事も請求も対応もぜんぶ自分で回していることが多いです。
だから経理はどうしても後回しになりやすいし、「とりあえずツール入れれば何とかなるか」と思いたくもなります。気持ちはかなり分かります。
ただ、freeeを入れる前に少しだけ整えておいたほうがいいことがあります。
ここを飛ばすと、ツールは入ったのに流れが回らない、というちょっと切ない状態になりやすいです。
この記事では、経理が後回しになりがちな一人社長に向けて、freeeを入れる前に整えておきたいことを整理します。
freeeを入れる前に詰まりやすい一人社長の共通点
freeeを入れる前から詰まりやすい一人社長には、共通点があります。
それは、経理の問題を「ソフトの問題」だと思いやすいことです。
もちろんツールは大事です。
でも実際には、止まる原因はソフトより前にあることが多いです。
請求の流れが決まっていない、証憑の置き場がバラバラ、経費をいつ確認するか決めていない。この状態だと、freeeを入れても流れは急には整いません。
むしろ、一人社長は忙しいからこそ、ツールに期待しやすいです。
「これ入れたら何とかなるやろ」が悪いわけじゃないです。ただ、その期待が大きすぎると、あとでちょっとがっかりします。
freeeが悪いんじゃなくて、freeeの前に決めることが残っている。
ここを分けて考えたほうがラクです。
freee導入前に先に整理したい4つのこと
freeeを入れる前に、最低限これだけは整理しておいたほうがいいです。
完璧じゃなくて大丈夫ですが、この4つが曖昧だと導入後にだいたい詰まります。
- 請求をいつ・どうやって出すか
- 経費をいつ確認して処理するか
- 領収書や請求書をどこに集めるか
- 入出金をいつ確認するか
この4つは、全部「当たり前すぎて後回しになる」やつです。
でも、当たり前の部分が曖昧だと、その上にどれだけ便利なツールを乗せても安定しません。
たとえば、領収書の置き場が決まっていないだけでも、あとで確認が面倒になります。
しかもその面倒って、1回だけじゃなく毎回きます。地味だけど効きます。
だから、最初に決めるべきなのは細かい設定より、まずは流れです。
なぜ流れを決めないままfreeeを入れると重くなるのか
流れを決めないままfreeeを入れると、画面の中だけ情報が増えていきます。
でも現実の作業が整理されていないので、「どこから手をつけるんだっけ」が毎回発生します。
この状態、けっこうしんどいです。
ソフトを開くたびに、未処理っぽいもの、あとで見ようと思ってたもの、連携だけされた情報が並ぶ。で、閉じる。
笑えないけど、かなりあります。
freeeは便利です。
ただ、便利なツールって、流れがある程度決まっている人ほど便利なんです。
逆に言うと、流れがないと便利さより情報量が先に来ます。
一人社長がしんどくなりやすいのはここです。
経理の時間をしっかり取れないのに、ツールだけ増える。
その結果、「入れたのにラクじゃない」に着地します。
一人社長が最初に決めるべき最低限のルール
freee導入前に決めるルールは、そんなに多くなくて大丈夫です。
最初から全部を整えようとすると、それはそれで止まります。
だから本当に最低限でいいです。
- 請求はいつ登録するか
- 経費は週1回か月2回か
- 証憑はどこに集めるか
- 入出金確認はいつやるか
- 分からないことが出たらどうするか
このくらい決まっているだけでも、かなり違います。
一人社長の経理って、完璧さより「回るかどうか」が大事です。
回るなら、あとで細かく整えればいいです。
逆に、ルールがないと全部その場判断になります。
その場判断って、一見ラクそうで、地味に脳みそを削ります。
経理って、派手に疲れない代わりに静かに削ってくるのがちょっと厄介です。
freee導入前にやらないほうがいいこと
導入前にやりがちなことの中には、むしろ後でしんどくなるものもあります。
善意でやってるのに逆効果、みたいなやつです。
- 最初から全部の機能を使おうとする
- 過去分を一気に完璧に入れようとする
- ルールを決めずにとりあえず連携だけ進める
- 分からないまま設定をいじり続ける
- 経理をまとめて月末に片づけようとする
一番きついのは、「ちゃんとやろう」としすぎることかもしれません。
もちろんちゃんとやるのは大事です。
でも一人社長の経理は、最初から100点を狙うとだいたい重くなります。
freee導入前に必要なのは、きれいな管理画面より、現実で回る流れです。
ここを先に作ったほうが、あとがかなりラクです。
freeeは流れが整うとかなり強い
ここまで読むと、「じゃあfreee入れないほうがいいの?」と思うかもしれません。
でも、そういう話ではないです。
freeeはちゃんと回り出すとかなり強いです。
請求、経費、入出金、帳簿の流れが少しずつつながると、経理の負担はちゃんと軽くなります。
全部を一気に整えなくても、少しずつ「気になり続ける経理」が静かになっていきます。
あれだけでも、だいぶ平和です。
大事なのは、ツールの前に流れを少し整えることです。
それだけで、導入後の詰まり方がかなり変わります。
freeeは魔法ではないけど、ちゃんと土台があるとかなり頼れる。
このくらいの期待値で見たほうが、実際はうまくいきやすいです。
まとめ|freeeの前に流れを整えたほうが結果的にラクになる
経理が後回しになりがちな一人社長ほど、freeeを入れる前に少しだけ流れを整えておいたほうがいいです。
請求、経費、証憑、入出金。この4つの扱いが曖昧なままだと、ツールを入れても思ったほどラクにはなりません。
freeeは便利です。
でも、便利さをちゃんと受け取るには、最低限の運用ルールが必要です。
そこを飛ばすと、便利なはずのソフトが「少し気になる画面」になりやすいです。
だから最初は、完璧な設定より、回る流れを作ること。
それだけで、導入後のしんどさはかなり減ります。
ツールの前に流れ。ここを押さえるだけでも十分変わります。


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